「ネット右翼」って??

私は、「ネット右翼」という言葉がきらいです。そもそも一般的な日本の「右翼」とは何かと考えた時、「国」「民族」という全体を第一に考えるものと勝手に仮定した場合、旧ソ連や中国・北朝鮮との共通点が見えてきます。そういえばナチスがやったのは「国民(国家)社会主義」でした。全体主義「右翼」は社会主義です。一方例外的に、その社会の中で小数派勢力の民族主義者もいます。彼らも「右翼」だと思います。常に多数になれないため全体への野望はとうにあきらめている。労働組合も全体を代表しないという点で共通しています。
社会全体主義であるマルクス主義全体主義「右翼」、「われわれ」主義である小数派勢力と労働組合 という風に分けることもできます。
「右翼」と言われる人達にも、西尾幹二小林よしのりのように考え方の違いがあり一括りにすることは間違っていると思います。嫌韓だけど自衛隊イラク派遣反対とかもいます。だから、歴史問題なら歴史修正主義者、憲法問題なら武力至上主義者、ジェンダー問題なら性完全決定先天論者など問題ごとに呼び名を変えるべきだと思います(「歴史修正主義者」以外は自作ですが)。いわゆる「右翼」は「絶対的国民国家至上主義」(つよぽん語)が大きな影響を与えているとは思いますが、決して断定はできません。
P.S ケッタを無燈火で走っていたら警官に止められた。盗難が多いから抜き打ち調査らしい。そこで、少年凶悪犯罪の減少と「占有物離脱横領」の増加の話を聞いたら少し盛り上がって、警官から警官にならないかと聞かれた。トリビアもこんな時に役に立つ。「占有物離脱横領」とは、路上駐車してある自転車を乗り回すことなどで少年犯罪のなかで結構なウエイトをしめる。
「借りパクも犯罪です」つよぽん標語