あけおめ

明けましておめでとうございます

万博やらなんやらという忙しい2005年は幕を閉じ、新しい2006年が快晴とともにはじまりました。
さてさて、「これナンダ」も「平和」と「映画」について、ビシバシと斬って参ります。「ビシバシ」というよりは、「ダラダラ」だって。
そういえば、このブログって自称「映画」ブログのくせに、二つしか映画ネタ書いてないって・・・。

ならば、新春早々、映画ネタで行きましょう イェーイ

最近、日本の映画やドラマに言いたいことがある。現実世界から「映画の世界」がかなり乖離していないかい。もちろん、全く乖離しない、日常について書かれた映画ほどつまらないものはない。しかし、主人公達の世界がすべて主人公達の中で完結していて、(ファッション以外)何も現実世界の影響を受けない「映画」なんて紙芝居の「桃太郎」ではないか。SFや時代劇などはそれでもいいかもしれないが(「桃太郎」もその類いだし)、人間の愛情とか尊厳とか魂とかを描く映画がそろでは「ひきこもりの茶番」だ。映画やドラマからは、日本の今の社会は見えづらい。少子化も過疎化も失業率も建物や食品の偽装も見えてこない。見えるのは、人間関係だけ。僕は、「告発モノ」の映画が見たいのではない。朧な虚影を見ることの意味を問うているのだ。(韓国ドラマや映画もタイトルやあらすじを聞くだけで同じような思いをいだく)
日本人は繊細だ。心の内面を描くのはとてもうまい。それゆえ、どんな現実離れした映画を作っても表現が浅くなることはない。どんな、極端なキャラクター達がメチャクチャなストーリーをいってもちゃんと映画として様になる。
だが、それだけで世界に通用できるとはなかなかいえない。日本は、なかなかカンヌで賞が取れない。そして、賞をとったのは誰も知らなかった「誰も知らない」であった。その理由がわかるような気がする(まだ、見ていないけれど・・・)

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