マハティール氏の日本に対する幻想and STOP KOIZUMI への参加の連絡

 先日、私はマハティール氏のことを少し書いた。彼は、「東方政策」と呼ばれる「ルックイースト」を言い出した人である。確かに、ヨーロッパの真似事をしていただけではいつになっても欧米列強を追い越せないというのは最もである。しかし、かれがかつてマネよといった日本はイギリスが「囲い込み」で農業労働者を都市労働者に変換したように農家の子どもを「金の卵」として都会に連れてくることで経済発展を行った。ヨーロッパと同じように公害問題と行使問題を引き起こした。決して、日本が完全な独自の道を歩んでいた訳ではない。
 1960年代から始まる高度成長時代、ビートルズが日本に現れ「ヒッピー」やらなんやらというアメリカなど欧米のアンダーグランドの影響が受けたものが現れていた。彼が、「日本を学べ」と言った1980年代、日本は既に欧米化していた。そして今、彼は日本の若者を「西洋かぶれ」という。(「日本の若者は西洋にかぶれている。わたしはかつて、これだけ多くの日本人が、髪を金髪に染めているのを見たことがない。そして日比谷公園に行くと、いつも音楽に合わせてダンスに夢中になっているのを目にする。わたしは古い人間なのかもしれないが、こうした出来事を理解できない」)彼は、ただ日本の中の欧米に気づけていなかったのだ。そして、今頃になって気づいたのだろう
彼は、しょっちゅう日本に来ていたようだが、実在しない「想像上の日本」の日本というものが彼の中でできていたのではないか。

ノスタルジアナショナリズムも幻想にしかすぎない。追い求めてもむなしいのだけれども人はそれを追い求めなければしかたないのかもしれない。人間の性なのか?

マハティール氏は共同通信によると最近「地域連携への障害になっているとして、小泉純一郎首相に靖国神社参拝中止を強く求め」ているらしい。親日家として知られたマハティール氏がこのような発言をするとは驚きである。

追伸 
つよぽんはSTOP KOIZUMI ブロガー同盟(http://nokoizumi.exblog.jp/)に参加しました

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